麻雀の包(パオ)責任払いルール 完全解説
包(パオ)は、役満が確定する最後の鳴きを許してしまった人が支払いの責任を負うローカルルール。
大三元・大四喜・四槓子で発生し、ロンの場合は折半、ツモの場合は全額を負担します。詳しい仕組みを整理しました。
01包(パオ)とは何か
包(パオ)は「責任払い」「責任ルール」とも呼ばれる、ローカルルール扱いの特殊ルール。役満が確定する瞬間の鳴きを許した人が、和了点の支払いに大きな責任を負います。
もとは中国麻雀由来のルールで、日本でも公式戦の多く・雀荘ルールでは標準採用されています。
02包が発生する役満3つ
包が成立するのは以下の3役満のみ:
- 大三元(白・發・中の3刻子)
- 大四喜(東・南・西・北の4刻子)
- 四槓子(槓子4つ)
⚠️ 包の対象外
国士無双・四暗刻・字一色・緑一色・清老頭・九蓮宝燈などには包は発生しません。
03大三元のパオ条件
すでに白・發のうち2つを副露(ポン or 槓)している人がいるとき、3つ目(中など)を鳴かせると、その鳴かせた人が大三元のパオを背負います。
- 例: 相手が「白ポン+發ポン」状態 → 自分が「中」を切る → 中ポンされる → パオ確定
- その後の和了で全責任(後述)を負担
04大四喜のパオ条件
東・南・西・北の3つを副露している人に最後の風牌を鳴かせると、その人がパオの責任を負います。
05四槓子のパオ条件
明槓を3つしている人に4つ目の明槓を許すと、許した人がパオに。暗槓は他家からの責任が発生しないため、暗槓4つの四槓子にパオは発生しません。
06支払いはどうなる?
| 和了形態 | パオの支払い |
|---|---|
| ロンで和了 | 放銃者と折半(各16,000点 / 子の役満の場合) |
| ツモで和了 | パオが全額負担(子32,000点を一人で支払い) |
💡 重要
パオで支払う人は、本来の支払い義務外の人(=和了者以外の他2人)の分も肩代わりします。
07パオを避ける打ち方
- 三元牌の2副露を見たら、残り1種は慎重に(役牌の中盤切り出しは特に注意)
- 3副露目の風牌は、すでに2つ場に出てる時はパオリスクを意識
- 明槓3つの人がいるとき、4つ目の槓子候補は止める
08まとめ
- 包(パオ)は大三元・大四喜・四槓子の確定鳴きを許した人が責任払い
- ロンは折半、ツモは全額負担
- 暗槓四槓子・国士無双などにはパオなし
- 三元牌や風牌の2副露を見たら、3つ目を切る前に深呼吸